ニンニクに含まれる酵素について
まず、「酵素」っていったい何??
酵素は触媒として働くたんぱく質のこと、沢山の種類があって、生物の細胞内に作られます。
よく聞かれるのは
●一つの仕事しかできない
●熱によって変形する
●新鮮なものには酵素がある
という特徴です。
酵素は体の中のエネルギーを生成する触媒であり、コレが不足すると、血液が汚れたりする可能性を秘めています。
加熱されてない生の食べ物や、発酵食品には酵素があり、その食物酵素の含まれた食べ物を加熱された食品と一緒に食べると、消化を補助してくれます。
ニンニクにも酵素が含まれていて、今回はそれらの紹介です。
アリイン
アリインはニンニクに多数含まれる硫黄化合物であり、ニンニクや長ネギなどユリ科の野菜、キャベツなどアブラナ科の野菜に含まれてる強い香りがある物質。そしてニンニク、ネギなどあり飲含む食材はアリイン含む細胞、アリイン分解するアリナーゼといった酵素を含む細胞を持ってます。またアリインはほとんど無臭物質ですが、これら食材調理して、それぞれの細胞が壊れてアリイン、アリナーゼ接触してアリインが分解され、するとニンニク特有の強いにおいのもとになる物質のアリシンが誕生するのです。そしてアリインの存在発見したのはアメリカの科学者です。
アリナーゼ
アリナーゼは触媒的作用をする酵素でニンニクの細胞が破壊されればアリナーゼの働きで、アリシン、ジアリルジサンファイドなど物質生成されます。加熱すれば働き弱くなってにおい少なくなったりします。
そして、アリシンは硫黄化合物の一種でありニンニクなどに含まれる刺激臭、辛み成分です、玉ねぎ、にんにくなどに含まれてる含硫化合物デアルアリインが傷つけられて、酵素アリナーゼ作用によりアリシン生成されます。
そしてにんにく、長ネギなどにたくさん含まれています。体内でビタミンb1と結合してアリチアミンとなって、ブドウ糖からエネルギー産生効果発揮する以外に疲労回復や新陳代謝活性化や風邪予防など作用があるとされています。
ジアリルジスルフィド
ジアリルジスルフィドはニンニクから発生するもので、ニンニク特有のにおい成分であり、ニンニクの効能、効果に大きい影響が出ます。そして、これは使用性で揮発性があるものです。
これはアリシンが分解することでできる成分で、ニンニク切ったりつぶすとにんにくの葉肉貯蔵細胞内にあるアリイン、繊管束鞘細胞内にアナリーゼがそれぞれ細胞壊れて反応してアリシンというものになるのです。
そしてアリシンは化学反応起きやすくて、すぐいろいろな物質変化して、その中のアリルメルカプタン、アリルスルフェン酸が化学反応してできるのがジアリルジスルフィドなのです。
アホエン
アホエンは健康に良い、若返り効果あるなど良いことずくし。そして、アホエンはニンニクに含まれる栄養素の1つのアリシンを加熱して変化するものみたいです。
そしてこれは元からニンニクに含まれてるのではなくて、まず含まれてる栄養素の中心となる成分といわれています。そしてアリシン摂取すればいいのかといった人いるでしょうが、アリシンはとても不安定で体内に入れればほかの物質変化するケースがあります。
アリチアミン
アリチアミンは水溶性から脂溶性に代わって体内にビタミンb1と比べて10倍も吸収されるようになってます。
糖質がスムーズにエネルギー変換されて疲労回復してスタミナつきます。
そしてアリチアミンはニンニク主成分でにおい成分でもあるアリシン、ビタミンb1住むすびつき生成されたもの。ビタミンb1は主食のご飯などに含まれてる糖質、エネルギー作り出す代謝してくれる栄養成分です。
スコルジニン・ゲルマニウム・メチルアリルトリスルフィド
スコルジニンは何かといえば多くの方が答えるの戸惑います。実際ニンニクに含まれる成分で健康のためにとても大事なものです。そしてにんにくはどういった成分が含まれてるか知ってるでしょうか?
スコルジニンという成分がからだにいろいろ効果発揮します。
ニンニクに含まれてるこれは新陳代謝促進の酵素あって、毛細血管の拡張、体内に蓄積してる毒素など酸化分解して排出する働きが関係します。そしてこれはアリシンと同じようにビタミンb1吸収率上げるため、エネルギー作るのに大事なのです。
ほかにも健康改善に働いて疲労回復になります。ニンニクがスタミナ食材と呼ばれてるのはこうしたところが関与します。
そして、ゲルマニウムは有機、無機の2つがあって、鉱石などから取れる合金、化合物は無機で体内に取り入れると障害が出るとされてます。
そして有機ゲルマニウムは植物に含まれてる微量ゲルマニウム抽出したもので、朝鮮ニンジン、アロエなどに含まれてます。
健康にいいとされる植物が多くて、このことで有機ゲルマニウムはサプリとして数多く売られてます。
ですがヒトの体にゲルマニウム必要か、科学的にまだ証明されてなくて、摂取しないときの影響もいまだ報告されてないです。
アリシン変化していく中メチルアリルトリスルフィドというものがあって、このメチルアリルトリスルフィドは血小板抑制作用があるのです。