にんにくの芽って何?どの部分なの??

 

ニンニクの芽とはニンニクのどの部分を指すのか?

 

ニンニクの芽とは本来はニンニクの花が咲き種が出来る部分のことをニンニクの芽と呼び食用として使用されます。

 

ニンニクが発芽した際の葉や茎などではありません。ニンニクが成長して花が咲き種となる部分ですので、ニンニクがある程度成長して初めて食べられる部位である芽が出た状態になりそちらを収穫したものがニンニクの芽となります。

 

ちなみに、ニンニクの芽として売られているものは多くの場合はつぼみや花、種となる部分から上の茎ではなく下の茎の部分をニンニクの芽として販売されていますがあの部分は芽ではなく茎です。

 

芽に関しては市場に出回るのはスーパーなどで売られていることは稀で大きな商業スーパーでのみ中国産のニンニクの芽を売っているのを見かける程度です。

 

大型のスーパーで売られているニンニクの芽は、先ほど説明したつぼみや花、種が出来る部分の上側をニンニクの芽として売っている商品もあれば、つぼみや花、種よりも下の茎の部分を芽として売っている商品もありますので一概にどちらが芽であるかという点に関しては決まりはありません。

 

ちなみにニンニクは基本的には球根の部分の他に最初に芽が出た部位も芽ニンニクとして食べることが出来るため、全部食べることが出来ます。もちろん、茎が伸び葉が実った際、その葉さえ料理して食べることが出来ます。

 

ですので、ニンニクの芽に関しては基本的にあいまいといって良く、茎の部分を芽という場合もありますし、花や種、つぼみが出来る部位の上の部分をニンニクの芽ということもあり、あいまいといっても良いでしょう。

 

ニンニクの芽にある栄養分

 

ニンニクの芽にある栄養分はビタミンCが豊富にあり、カロテンなども豊富に入っています。また、アリシンを多く含んでいますので、免疫力を高めて病気から身を守る効果があります。

 

アリシンの主な効果としては、血行促進効果がありますので血管の硬化を防いでくれたり、血栓を分解する効果があります。

 

アリシン自体に結核菌やブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌といった病原菌を殺す殺菌効果があるのでニンニクの芽を取るという事は病気にかかりにくい免疫を作るうえでも非常に役立つ食材であるといえます。

 

ビタミンCが含まれていますのでそのビタミンを使用しても免疫を高める効果が期待できるわけですから、免疫を高めることに特化している食材であるといっても過言ではありません。

 

またリンを多く含みますので肌質を改善する際、栄養としてリンを人間は使用しますので美容にも良い栄養素がニンニクの芽にあるといっても良いです。

 

ですが、問題としてニンニクの芽やニンニク自体には、体の免疫力や殺菌作用のあるアリシンが時として下痢や腹痛といった症状を引き起こすことも事実です。

 

アリシンは熱に弱いので加熱することで下痢や王と腹痛といったアリシンの悪い部分を排除することが出来ますので生で食べない限りは大丈夫ですが完全に悪い部分を排除することは出来ないため食べ過ぎないように注意をしないと中毒を起こし下痢や腹痛を起こしてしまいますので注意が必要な栄養素であることは事実です。

 

 

ニンニクの芽の健康作用・選び方

 

ニンニクの芽の部分の健康作用は美肌効果、新陳代謝の活性化、免疫力の増加が期待できる食品です。

 

これは、ニンニクの芽の主な栄養素であるアリシンが多く含まれているため上記で示した効果が現れるわけです。ですが、副作用があることを忘れてはいけません。

 

アリシンは副作用として下痢や嘔吐、腹痛といった具合に胃腸器官に悪い影響を与えます。そのため、ニンニクの芽を加熱してアリシンの悪い副作用となる部位を排除するわけですが、加熱調理をしても完全に副作用となる症状を防げるわけではない点があることについては注意が必要です。

 

さて、新鮮なニンニクの選び方を紹介します。ニンニクの芽の新鮮かどうかを判断する方法ですが、まず、つぼみを見て色が黄色に変色していないかどうかを確認します。

 

茎の部分をニンニクの芽と読んでいる商品については茎の部分の色を見て黄色になっていないことを確認してください。黄色になっているものは食材としてみた際、劣化が進んでいる商品で、黄色の色からだんだんと茶色い色へと色が変わってきますので茶色だとまず食用として食べてはいけません。

 

完全に劣化していますので食中毒やイチョウを荒らす可能性が高いため、食べないようにしましょう。

 

スーパーや大型スーパーで売られているニンニクの芽は大抵緑色か、悪くても少し黄色がかっている程度ですが、個人でニンニクの芽を販売している方もいますので参考として黄色は注意、茶色は危険と覚えておくと良いでしょう。

 

ニンニクの芽のオススメレシピ

 

ニンニクの芽を使用するレシピは基本加熱処理をしたものになります。

 

サラダのように生で食べることはニンニクの芽を食材とした場合、ニンニクの芽がイチョウを荒らすためできない著理法です。ここでは加熱調理をしたニンニクの芽を使用したレシピを紹介します。

 

簡単に出来るニンニクの芽を使用した調理法なら、簡単に出来るニンニクの芽の豚肉炒めはどうでしょう。

 

こちらの調理はニンニクの芽と豚肉、ジャガイモやニンジンなどを材料としており、簡単に作ることが出来ます。手順としては豚肉はばら肉を使用してぶつ切りにしてフライパンに油を引き炒めます。

 

ニンニクの芽ですが区器の部分を使用したり、つぼみの部分を使用して調理をします。ニンニクの芽は4センチ程度に輪切りにして輪切りにしたものを豚肉に火が通ってからフライパンに入れ炒めます。

 

味付けはオイスターソースでも良いですし、塩コショウでも良いです。ジャガイモやニンジンはニンニクの芽が少ないと感じた際にフライパンの中に入れ炒めます。火が通りにくいジャガイモに関してはレンジを利用して予め火を通しておくと調理時間を短縮できます。

 

ニンニクの芽は熱を通すとしんなりとなりやわらかくなりますからやわらかくなったのを確認してから火を止めて盛り付けをします。

 

以上が簡単に出来るニンニクの芽を使用したレシピになります。

 

大事なことはニンニクの芽には火を通しておくとことが肝心です。そうしないと胃腸を荒らしますので下痢や腹痛といった症状に悩まされることになりますから注意をしてください。


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