にんにく注射について

にんにく注射には疲労回復の促進を中心にさまざまな効果が期待できるため、芸能人、スポーツマン、仕事で忙しいビジネスマン、疲れやすい年配の方など、幅広い人に活用されています。

そもそもにんにく注射とは、にんにくに含まれるビタミンB群やアリシンといった成分が入っている注射です。

勘違いされやすいのですが、決してにんにくから絞ったエキスがそのまま入っているわけではありません。

あくまで「ビタミンB群やアリシンといった成分が入っている」というだけなので、にんにくが入っているわけでなないのです。

また、にんにく注射を経験したことがないものの一度試してみたいと思っている人の中には、「注射を打つと体からニンニクの強い臭いがするのでは？」と不安に思っている人も多いでしょう。

しかし説明したようににんにくから直接抽出したエキスが含まれているわけではないので、その点は安心して利用することができます。

実際に、にんにく注射を取り扱っている病院やクリニックのWEBサイトには、「においがすることはありません」としっかり説明されているところが多いので、一度チェックしてみると良いでしょう。

にんにく注射にはさまざまな効果が期待できます。

代表的なのは以下の5つの効果です。

○疲労回復の促進
○風邪やウイルスに対する免疫力のアップ
○首・肩こりの予防・改善
○倦怠感の解消
○冷え性の予防・改善

これら体の異常のほとんどは、血液循環に異常がある（血管の収縮やドロドロの血液など）ことがほとんどです。

にんにく注射の主成分であるビタミンB群には、血行を促進させたり血管の細胞を守ったりして酸素や栄養素の循環を高める働きがあるため、これらの病気や異常の予防・改善に効果的と考えられているのです。

また病気とは違いますが、にんにく注射は二日酔いにも効くと言われています。ビタミンB群のうちのビタミンB1に、二日酔いの原因となるアセトアルデヒトという有害物質の代謝を促進させる効果が期待できることが、その最大の理由だと言われています。