赤ちゃんに、にんにくを与えても大丈夫?

赤ちゃんに与えても大丈夫?

基本的に新生児ににんにくを食べさせるのは、ダメです。初めて食べさせたい場合は必ず医師と相談してください。

 

 

赤ちゃんににんにくを与えても良い時期

 

にんにくを赤ちゃんに与えてもいいと言われる時期は、生後9ヶ月以降だという見解が一般的なようです。

 

離乳食に入ってから数ヶ月後ということになります。ただし成長の早さや体質は赤ちゃんによって千差万別です。

 

「1歳(12ヶ月以降)からが適切」、「赤ちゃんのうちは特別食べさせる理由はない」などさまざまな見解があります。

 

いずれの時期に与える場合でも、はじめからたくさん与えるのは避けるようにしましょう。

 

にんにくに含まれるアリシンやたんぱく質といった成分がアレルゲンとなり、アレルギー症状が起こるリスクがあるためです。

 

はじめは香りづけ程度に少量から食べさせることをオススメします。

 

また生のにんにくを与えるのもNGです。生のにんにくには強い抗菌作用や抗酸化作用があるため、赤ちゃんの未発達の体にとっては刺激が強すぎる場合があります。

 

アレルギーは出なくとも、胃、腸、血液、皮膚などに異常が起こるリスクが考えられます。

 

電子レンジ、オーブン、フライパンなどでしっかり加熱調理をしてから食べさせるようにしましょう。

 

市販されている赤ちゃん用の離乳食の中には、にんにく(ガーリックペースト)が入っているものがあります。

 

よく見られるのは赤ちゃん用のカレーです。

 

カレーに関しても、まずは少量から食べさせてみて、異常がないか様子をチェックすることからはじめることが大切です。

 

医師から注意がある場合は控える

 

にんにくはネギ属に分類される野菜です。かかりつけの医師から、同じネギ属の野菜に関して「アレルギーを持っているので食べるのは避けてください」と注意があった場合は、少量であってもにんにくを食べるのは控えるようにしましょう。

 

ネギ属の野菜には、次のような種類があるので参考にしてください。

 

○ネギ
○玉ねぎ
○ワケギ
○らっきょう
○ニラ

 

もし先述したような離乳食カレーやその他の料理でこれらの野菜を食べる場合は、事前に医師に相談してから食べるようにしましょう。


当サイトに掲載している情報は書籍やインターネットなどの情報を精査・編集したものであり、臨床実験や検証等に基づいたものではありません。
成分の特性から期待される効果、一部民間療法の情報を含みます。
当サイトでご紹介する情報が医療情報ではないこと、全ての人への効果を保証するものではないことを予めご了承ください。